「親が赤ちゃんの時にしてくれていた愛情表現と同じことをして欲しいという気持ちが消化されていないから」
恋愛成就や理想を叶えて行く過程で、必ず向き合うことになる親子関係。
潜在意識を書き換える時に用いられる
「親を許す」「親に愛されていたと気付く」というワークがありますが、このワークに拒絶反応が出たり効果が無い人って案外多いと思います。
ここって、引き寄せや自己啓発や心理学等を知らない人でも、”愛情”に枯渇している人って結構ゴロゴロいるなって印象です。
親の立場も子の立場も、良い悪いって話ではありませんので、ご安心ください。
話を戻すと、”親が赤ちゃんの時にしてくれていた愛情表現と同じことをして欲しい”と感じるということは、”親(他人)から愛されるという感情を知っている”ということなんですよね。
人は、知らないことは望んだり求められないようになっているので。
(ケースによっては、生きていく過程で、自分以外の世界を見て知るということもあるかもです。)
日本人って、「断る」ということが苦手です。
協調性や社会性を身に着けるために保育園~学校がありますが、それ以前に親がずっと子どもの機嫌を全部面倒見続けるのは、精神的にも体力的も限界があります。
親も人間ですから。だけど、それに気が付くのは随分先なんですよね。
きっと本来なら、成長して行くに連れて、どこかで誰かが「自分で自分の気持ちをコントロールしていくことが”自立”で、こうなった時はこうしてあげるんだよ」って教えてあげながら、一緒に成長し続ければ理想なんだと思います。
どうして断られてしまったのか、どうして今までと同じことをしてもらえないのか、じゃあ今苦しいこの気持ちはどうしたらいいのか、何もかも理由が分からないまま”自立”を促されるからショックであり、心を納得させるために「私は愛されてない」と落としどころをつけるしか無かったんですよね。
でも、自分で自分の気持ちをコントロールしていくことが”自立”で、何かあった時にどうしたら自分の気持ちを大丈夫に出来るのか誰も知らなかった。
だから、誰も教えてあげられなかった。
それどころか、親や周りの人でさえ、本当は自分のことをどうしていいのか分からずに我慢という選択しか出来ずにいた。
本当に誰のせいでもないですよね。本当に”仕方ない”。
仕方ないけれど、今からでも遅くないですよね。
ひとつずつ知って行けばいい。一人じゃなくても大好きなお母さんやお子さんやご家族やパートナーと一緒に知って、丁寧に実践を積み重ねて行けばいい。
”自立”は、関係が希薄になるものではなくて、一緒に笑顔になれて関係を大切にし合えるものになると知れば、”自立”って悪くないと思うはずです^^