「消化したい気持ち(願望)があるから」
一番多いのは、幼少期の親子関係からの欲求です。
これは、潜在意識(本音)の一番下の根っこにある部分に触れた記事ですが、人によっては段階があって、怒りや悲しみを復讐という形で消化したがっていたり、当時はどれだけショックで傷付いたのか分かって欲しかったり様々です。
そういう願望が残っているのに、幸せになってしまったら、依存や執着をする自分を辞めてしまったら、その気持ちが果たせなくなってしまいます。
果たせなくなったら、自分がこんなに傷付いて悲しかった事実が無くなってしまいます。それは許せない。何としてでも阻止したい、そうなることだけは。
潜在意識では、こんな状態になっているのです。
こんな状態の時に、自分で何とか出来るようにならなきゃ!!って思っていても出来るはずがないんです。
(本当は、全部自分で何とかする必要はないのですけどね^^)
イメージで言えば、
「まだここに居たい!」と這いつくばって動こうとしない子供を、お母さんが無理やり手を引っ張って「そんなところに居たちゃダメなの!!さっさと行くわよ!!」と引きずり前に進もうとしているような状態です。
こんな状態を何日も、下手すれば数年続けてれば、心身ともに疲労困憊になって当然ですよね。
だからまずは、消化したい気持ち(願望)を満たしてあげてからなんです。